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日別アーカイブ: 2025年10月20日

F’環境企画のSDG’s~“捨てるから、活かすへ”~

皆さんこんにちは!

F’環境企画、更新担当の中西です!

 

~“捨てるから、活かすへ”~

 

2025年、残土処理はデータで走り、環境で評価され、地域で愛されるフェーズへ。
ここでは、省コスト・高品質・低環境負荷を同時に叶える最新トレンドを、現場目線で紹介します。


1|DXで“見える化”が仕事を変える

  • 電子マニフェスト+GPS連動:車番・位置・荷重・時刻が自動記録。待ち時間や回遊ロスが減る。

  • ダンプの最適配車:AIが渋滞・雨雲を見てルート提案。1日1便分の余力が出ることも。

  • 受入ヤードのダッシュボード:在庫量(m³)・含水・粒度分布を可視化。**“ちょうど良い土”**を即時手配。

  • 写真AI:混入物(木片・鉄片)を自動検知→手選別の効率化


2|“再資源化の引き出し”を増やす ♻️

  • 土質改良のレシピ化CBR・締固め曲線を基準にブレンド比を標準化。

  • 建設汚泥の脱水革新高分子凝集剤+フィルタープレスで含水を一気に下げ、輸送コスト削減。

  • ガラ分離の高度化:振動ふるい+磁選+風選で路盤材としての品質を安定。

  • 緑化・農地活用:pH・塩分・重金属をチェックし、客土材として地域へ還元


3|環境配慮は“数字”で語る時代 ️

  • CO₂可視化:ダンプ走行距離×燃費、機械稼働時間から1案件の排出量を算出→削減目標を設定。

  • 粉じん・騒音センサー常時測定で境界値を監視。アラートで散水・作業調整

  • 雨水対策沈砂・濁水処理を標準化。仮設シルトフェンスで近隣河川を守る。
    → “やってます”ではなく、**“この数値まで下がりました”**へ


4|安全と教育:ゼロ災は“仕組み”でつくる

  • KY(危険予知)×ヒヤリハット毎朝5分で共有。

  • 積込・荷下ろし動線ピクトで表示し、初見でも迷わない現場へ。

  • 重機接触防止人検知センサー・バックアラームを導入。

  • 新人30日プログラム:用語・手信号・法令(マニフェスト・車両制限)を動画+現地OJTで定着。


5|“地域から選ばれる”広報のコツ ️

  • 月次の環境レポート(粉じん・騒音・CO₂・苦情件数)を掲示&SNSで公開。

  • 見学会・子ども安全教室:ダンプの死角体験や防じんの実験で“怖さと工夫”を伝える。

  • 工事会社と連名の広報:発生元〜再利用先までの**“土の旅路MAP”を配布。
    → 透明性は
    最大の安心**。地域との信頼貯金がたまります


6|コストは“知恵”で下げる、品質は“標準”で上げる ️

  • 雨天前倒し・晴天後ずらし天気連動スケジュール。泥化を防ぎ、積載効率UP。

  • リバースロジ(帰り便活用):納品帰りに残土を回収→空車ゼロでCO₂とコストをW削減。

  • 標準断面のテンプレ(ヤード法面、仮設道路)を案件共通にして施工時間短縮。

  • “積替えゼロ”の段取り:現場→受入→再利用先を一気通貫で結ぶとダンプ台数が減る。


7|ケーススタディ:都市開発×残土DXで“見える・速い・静か”へ ️

背景:大規模再開発で日量2,000m³の残土。近隣はオフィスと住宅。
施策

  • 電子マニフェスト+ゲートの自動読取で待機列を解消。

  • ダンプは時間帯予約制、学校前は運行停止。

  • ヤードはミスト散水+舗装+車両洗浄で粉じん・泥跳ねを抑制。

  • 再利用先と品質規格(CBR・粒度)を事前合意して“作ってすぐ使う”。
    結果:平均滞留時間▲35%、CO₂▲18%、近隣苦情ゼロ

    段取りとデータで、都市の真ん中でも静かに速く回せます。


8|法令・コンプライアンスの要点(やさしく)⚖️

  • 発生土の区分:再生利用できるもの/できないものの判断を記録

  • マニフェスト管理:紙・電子どちらでも欠落ゼロが原則。

  • 仮置き・保管基準飛散・流出・悪臭が出ない設備と管理。

  • 土壌汚染の疑い:履歴・外観・におい→必要に応じて分析適正ルートへ。
    → 「知って守る」が、会社と地域を守る最短ルートです️


9|今日からできる“残土スマート化”チェックリスト ✅

  • **積込写真(前・上・後)**を案件ごとにクラウド保存

  • GPS×重量のログをとり、空車走行を月1でレビュー

  • 散水計画(時間・量・場所)を掲示

  • 受入ヤードの出入口マットで泥の持ち出し削減

  • 苦情対応フロー(初動5分・報告60分・対策24h)を紙1枚に

  • 再利用先の規格表(粒度・含水・CBR)を現場で見られるように


10|エンディング:土に“第二の物語”を

残土処理は、捨てる仕事ではありません。
活かす仕事であり、街と自然をつなぐ編集です。
データと知恵でムダをなくし、地域と笑顔でつながる。
次にダンプが走るのを見たら、彼らが土の第二章を運んでいることを、ちょっとだけ思い出してください。
今日も静かに、確かに、街は良くなっています