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F’環境企画のSDG’s~変遷~

皆さんこんにちは!

F’環境企画、更新担当の中西です!

 

~変遷~

 

1|残土処理とは?

残土処理とは、建設現場や造成工事、解体工事などで発生する 不要な土(残土)を適切に処理・処分する仕事 です。
一見ただの「土」に見えますが、場所や性質によっては再利用が難しく、環境保全や都市開発に大きな影響を与えるため、専門業として成り立っています。


2|高度経済成長期:大量の残土と埋め立ての時代 🏗️

1960〜70年代の高度経済成長期、日本は道路・ダム・ビル建設など大規模工事が相次ぎました。
その結果、大量の残土が発生。
当時はまだ環境意識が低く、残土は 埋め立て地や空き地に投棄 されることが一般的でした。

この頃の残土処理業は「余った土をどこかに持っていく」ことが中心で、処理の専門性は低かったのが実情です。


3|環境問題の顕在化と規制の時代 🌱

1980年代に入ると、不法投棄や環境破壊が社会問題となりました。
残土の中にはコンクリート片や産業廃棄物が混入するケースもあり、

  • 地盤沈下

  • 水質汚染

  • 景観悪化

といったトラブルが全国で発生しました。

この時期から残土処理業には、適正処理・法令遵守 が強く求められるようになります。

  • 建設残土の搬出管理台帳

  • 処分場の整備

  • 行政による監視の強化

残土処理は「ただ運ぶ」から「責任ある処理」へと変化しました。


4|リサイクル・有効活用の時代 ♻️

1990年代以降は、循環型社会の形成に向けた動きが活発化。
残土処理業も「再利用」へと大きく舵を切ります。

  • 再利用先の拡大:造成地の盛土、農地の改良、道路工事の埋め戻し材

  • 土質改良技術の進歩:セメント系固化材を使い、軟弱土を再利用可能に

  • 建設副産物リサイクル推進計画:国土交通省がリサイクル利用を制度化

これにより残土は「廃棄物」ではなく「資源」として扱われるようになり、残土処理業は再資源化ビジネスの一角を担う存在となりました。


5|ICT・DXによる効率化の時代 📲

近年はICTやDX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、残土処理業にも導入されています。

  • GPS・ICチップでの搬出管理

  • 残土受け入れ先とのマッチングシステム

  • 建設BIM/CIMとの連携で残土発生量を事前予測

これにより、不透明になりがちだった残土の流通が「見える化」され、不法投棄や処理コストの課題が改善されつつあります。


6|これからの展望 🚀

今後の残土処理業は、環境問題や都市計画の観点からますます重要性が高まります。

  • カーボンニュートラル対応:運搬時のCO₂削減、現場内リサイクルの推進

  • 都市再開発との連携:大規模開発で出た残土を地域の再整備に活用

  • 国際的課題への対応:海外でも都市化に伴い残土処理のニーズは増大

残土は「不要物」から「都市を形づくる資源」へと変わり、残土処理業はその循環を支える要の存在となっていくでしょう。


まとめ ✨

残土処理業は、

  • 高度経済成長期の「埋め立て中心の時代」

  • 規制強化による「適正処理の時代」

  • 再利用を重視する「資源循環の時代」

  • ICTで効率化する「デジタルの時代」

という変遷を経てきました。

その役割は単なる「廃棄物処理」から「環境保全と資源循環を担う産業」へと大きく進化しています。
これからも残土処理業は、持続可能な社会を実現するために欠かせない存在であり続けるでしょう🚜🌱🌍