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F’環境企画のSDG’s~“土はゴミじゃない、資源だ。”~

皆さんこんにちは!

F’環境企画、更新担当の中西です!

 

~“土はゴミじゃない、資源だ。”~

 

工事現場で出る“余った土”=残土(建設発生土)
これを安全に運び、賢く活かし、正しく記録するのが、私たち残土処理の仕事です。
目立たないけれど、街づくりの裏方ヒーローなんですよ‍♂️


1|残土処理って何をしているの?3行でわかる基礎

  1. 発生:造成・基礎・トンネルなどの工事で土が出る。

  2. 運搬・中間処理:土質を見極め、分別・改良・選別を実施。

  3. 再資源化・最終処分:**再利用(盛土・路盤・造成材)や、やむを得ない場合は適正処分。
    → ゴールは
    「環境にやさしく、ムダのない循環」**です


2|“残土=ひとくちに土と言っても” 中身はいろいろ

  • 良質土:粒度・含水が安定。再利用の主役

  • 建設汚泥:水分が多く軟弱。脱水や固化で再生。

  • 混合土:コンクリ破片・木片等が混じる→ふるい・磁選・手選別でクリーン化。

  • 汚染の疑い:周辺履歴や臭い・色でスクリーニング→分析
    土質判定×履歴確認が、環境リスクとコストを同時に下げるコツです


3|“運ぶ”は技術だ:安全・効率・環境への配慮

  • 積込バランス:荷台の前後・左右荷重をバランス良く。シート掛けで飛散防止

  • ルート設計学校・病院の時間帯を避け、生活道路の振動・騒音に配慮。

  • 車両点検:タイヤ・灯火・油漏れチェック。洗車場での車体洗浄で泥落とし

  • デジタコ&ドラレコ:速度・急制動をデータで管理、**“安全=品質”**を見える化


4|中間処理の舞台裏:残土が“材料”に生まれ変わる✨

  • ふるい分け:20mm以上の礫・コンクリ片を除去→粒度調整

  • 含水管理:雨後の水分はスラリー化の敵。脱水・仮置き乾燥で最適化。

  • 固化改良:石灰・セメント系改良剤で締固め性UP

  • 土質ブレンド:砂・シルト・粘土の配合で**設計値(CBR等)を狙う。
    → こうして
    “使える土”**が生まれ、盛土材・路盤材・造成材として再デビューします


5|トレーサビリティは“信頼のパスポート”

  • マニフェスト(伝票):発生元→運搬→受入→再利用までの履歴管理

  • GPS×電子マニフェスト:経路・時刻・重量をクラウドで一元化

  • 計量写真:積込前後・受入時の写真証跡で“言い分”をなくす。
    見える化=地域とお客様への誠実さです


6|現場Q&A(ほんとは気になるアレコレ)❓

Q:残土って臭くないの?
A:土の“匂い”はサイン。油臭・硫黄臭があれば即座に分別&分析。通常は土の匂い=森の匂いです

Q:雨の日もやるの?
A:安全最優先。豪雨・強風は搬出見合わせ、路面状況でスケジュール再編します☔

Q:どこに行くの?
A:認可のある受入・処理先へ。再利用先(造成地・農地土壌改良・公共事業)も多数。**“土が街に戻る”**のが理想です️


7|ミニケース:宅地造成の残土を“地域の公園の丘”へ ⛰️

課題:宅地造成で出た良質土を、なるべく近くで有効利用したい。
設計:含水・粒度を整え、段切り・法面勾配を安全設計。
結果:ダンプ走行距離▲40%、CO₂▲33%、地元の公園に新しい丘と眺望が誕生。
“余り”が“誇り”になるのが残土処理の醍醐味です


8|“地域と働く”が一番のブランド ‍‍

  • 通学路の見守り清掃ボランティア粉じん抑制の散水

  • 苦情ゼロ運動(騒音・路面汚れ・通行マナー)を掲げ、月次で公開
    → 「静かに、きれいに、約束通り」——これがプロの流儀


9|まとめ:土の循環で、街はもっと優しくなる

残土処理は、工事の終わりではなく資源の始まり
安全運搬・賢い処理・透明な記録で、街と自然のバランスを整える仕事です。
次に工事現場を見かけたら、ダンプの先にある**“土の第二の人生”**を想像してみてください